webでPHPのスクリプトを扱えるようにするため、インストールをしてみましょう。
今回の場合、前回のApacheをインストールする際に、soモジュールというものを利用できるようにしていたので、インストール後に少しだけhttpd.confの設定を変更するだけで、簡単に使用することができます。
[ ソースのダウンロード・展開 ]# fetch http://www.php.net/get/php-4.3.3.tar.gz/from/jp.php.net/mirror
# mv mirror php-4.3.3.tar.gz (mirrorという名前でダウンロードしてしまうので名前変更)
# tar xzf php-4.3.3.tar.gz (カレントディレクトリに展開)
# cd php-4.3.3
[ 環境チェック・コンパイル前準備]# ./configure ¥
? –with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs ¥
? –with-xml –enable-mbstr-enc-trans –enable-mbstring ¥
? –with-mysql=/usr/local/mysql –with-tsrm-pth
creating cache ./config.cache
checking host system type… i386-unknown-freebsd5.1
checking for gcc… gcc
checking whether the C compiler (gcc ) works… yes
…………(環境チェックなどが始まります)
[コンパイルして、インストールする]# make ; make install
gcc -Iext/ctype/ -I/Users/kenti714/Desktop/php-4.3.3/ext/ctype/
-DPHP_ATOM_INC
…(コンパイル後、インストールされます)
コンパイル前に、Apache2を使用する、xmlを使用する、mbstring(日本語などの2bytes文字)を使用する、などの設定をしています。今回は必要な物だけをつけましたが、他に欲しい物は ./configure –help と入力すれば一覧を表示することが出来ます。
インストールが終わった後、httpd.confに以下のsoモジュール記述があるかどうか確認します。
[ /usr/local/apache2/conf/httpd.conf ]( 230行あたり )
LoadModule php4_module modules/libphp4.so
あとは、Apacheを再起動させて、web領域に以下のテストファイルを作成し、表示できるか確認してみましょう。
[ test.php ]<? phpinfo(); ?>
たったこれだけの記述ですが、うまく表示させることが出来ればにぎやかな表示が出ると思います。これで、Perlの他にもPHPを使ったCGIが使用できるようになります。